インタビュー｜大阪市平野区長吉出戸の歯医者　出戸ひかり歯科

病気の原因を追究することが、歯科医師の役目。

私は歯学以外にも、解剖学、生理学を学んできました。人体に対する理解を深め、病気の原因を探れる歯科医師になりたかったからです。

患者さまが「噛めない」「痛い」と感じるのには、なにかしら原因があります。そして体の中で今起きていることを見極めるには、歯学の知識だけでは不十分だと私は考えます。

削ってしまった歯、抜いてしまった神経は元に戻せません。よく分からないまま治療して痛みが残ったままだったら、取り返しがつかないと言えます。だからこそ私は、原因を追究することにこだわります。

よい情報も悪い情報も、すべては患者さまと向き合うために。

初めていらした方には「1回の治療でよくなると思わないでください」とお伝えしています。それというのも、しっかり噛めるようになるまで治療したり調整したりするには、回数がかかることが多いからです。特に入れ歯などの場合は、その傾向が顕著です。

私は患者さまにとって不都合と思えることでも、きちんとお伝えします。事実を事実としてお伝えすることが、患者さまと向き合うためには必要だと考えるからです。

お子さまとの信頼関係を大切に。

治療を怖がるお子さまに無理はさせません。まずは治療をせずに、何度か通ってもらうことにしています。その際には「しなきゃいけない」という雰囲気を出さないように気をつけます。大切なのは、お子さまとの間に信頼関係を築くことです。

お子さまが自発的に治療を受けられるようになるまでは、時間がかかるかもしれません。しかし最初に恐怖心を与えないことが、今後の通院につながります。

よりよい診療のため、くつろぎやすい空間を演出。

待合室は広めに設計し、暖色系の照明を取り入れています。患者さまにゆっくりくつろいでいただくための工夫です。

また、室内の温度はいつでも23度に調整しています。これは歯の治療に使う材料のほとんどが、23度で管理することを想定してつくられているからです。当院はよりよい診療を実践するために、院内の温度にもこだわります。

親身なスタッフが皆さまをお待ちしております。

当院のスタッフは患者さまに親身になり、労を惜しまず一生懸命に働いてくれます。どのような悩みでも、気軽に相談にいらしてください。

スタッフが自分や家族の治療でも利用する歯科医院が目標。

当院はスタッフが自分や親族の治療を任せてくれる歯科医院を目指します。スタッフに「どこで治療しているんですか？」と聞いてみてください。当院の名前がすぐに出てくるはずです。

スタッフとの関係性は、患者さまをお迎えするうえでも重要です。私はスタッフと協力し、よい雰囲気で皆さまをお迎えしたいと考えています。